前職では名古屋を拠点に活動。設計事務所で公共施設や学校、また高齢者施設といった具合に、比較的行政から委託されるタイプの建築物を担当していました。案件の規模にも満足していましたし、会社にも満足しており、7年間ほど在籍しましたが、転職を強く考えたことはありませんでした。
転職を考えはじめたのは、前職の出向先で、様々な会社の人と机を並べたことにさかのぼります。多くの人と接し、視点や考え方に刺激を受けました。もちろん前職の社内が悪いというわけではありません。でも、前職は支社ということもあり20〜30人程度のオフィス規模。私なりには常に外へ目を向けていたつもりだったのですが、いつの間にか発想が小さくなってしまっていることに気づき、チャンスがあれば規模の大きな企業へ移りたいと思うようになりました。
自分を磨くために、会社規模を変えてみたいという思いが募るなか、大学時代の先輩に三菱地所設計のことを聞きました。前職から社名は知っていましたが、詳しく聞いてみると、面白いことがあるということと、自分が学生時代に志したのと同じ道を進んでいた先輩が勧めるという安心感もあり転職先として考えました。街という景観をつくるという仕事のスケールにも憧れるものがありました。
自分の人生もかかっていますし、家族もいましたから不安ではありました。しかし、それがかえってエネルギーとなるというのも正直なところです。入社してみると転職者も多いことで受け入れられやすい土壌がととのっており、私もスムーズに馴染むことができました。また皆がそれぞれ思っていることを話してくれるフランクな社風が刺激となり、転職して良かったと心から感じています。
転職したいと思ったら、動いてください。動き始めるという決断を下した時、人は思わぬエネルギーを発するものです。私自身、前職と平行しながら寝る時間を削って提出書類をまとめました。そうやって動いた人にチャンスは掴めるものだと考えています。移動して、現在は前職とまた違う高層ビルを担当しています。様々な案件を担当できる三菱地所設計で共に、キャリアの幅を広げていける日を楽しみにしています。