前職は6年間、設計事務所で、一般的な建物の設備設計業務のほかに、大学病院のエネルギーセンター計画などを対象とした熱源システムの計画や熱源システムに関する要素技術の導入検討などを主に担当していました。環境に配慮し、省エネ性を追求すること。クライアントの立場に立って、クライアントの役に立つ提案を追求する設計事務所の仕事は興味深く、非常に満足して業務にあたっていました。
私は、前職で熱源システムに関わるうちに、エネルギーシステムの追求をライフワークにしたいと考えるようになりました。おのずと、エネルギーの自由化が進む今のこの業界で、コンサルタント的な役回りを担い、街のインフラに関わってみたいと強く思うように。そんな中、DHC業務の専門部署を持った三菱地所設計を知ったというのが転職の直接の理由です。
他の選択はありませんでした。もともと前職にも満足していましたし、三菱地所設計のDHC業務に関わりたいというのが転職の理由だったので。この部署があると知り、また、丸の内など日本を代表するエリアで街づくりに参加できるかもしれないという期待に、転職の勇気をもらったという気もします。
前職で6年間も正社員で働いていましたから、正直なところ不安もありました。しかし家族の励ましもあり、決断することができました。入社してみると、希望通りのDHC業務を担当し、現在は、新丸ビルのためのエネルギープラントなどを担当しています。契約社員だからといって仕事の幅が狭められるということもありませんでしたし、過ぎてみれば1年の契約社員期間は短いと感じるほどでした。
三菱地所設計は、若い技術者が多く、活気があるというのが私の印象です。かつキャリア採用の技術者も多く、その誰もが自分の経験を生かして活躍しています。個々の能力にゆだねられる分プレッシャーはありますが、街づくりに関わるというポテンシャルの高い仕事がしてみたいという思いがあるのならば、勇気をもって今の環境を変えてみるということも人生の一つの選択です。私も新しいフィールドで、技術者としての知識と経験に磨きをかけていきたいと思っています。