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[ CAREERS 04 ]

先輩たちの仕事

三菱地所設計では、異なる職能の先輩たちがチーム体制でプロジェクトを進めていきます。
ここでは、代表的な8つの職能の先輩たちの仕事とその想いを紹介します。
※所属・入社年数はインタビュー当時のものです。

工事監理・積算とは?

プロジェクトが始動した最初の段階から竣工を迎えるまで、関係各所との調整を行いながら、コストや工期をチェック。プロジェクトを円滑に推進させる重要な役割。もし工事監理・積算を担当する人間がいなければ、三菱地所設計が大切にしている建物の品質を保つことは不可能である。

働く上での指針
強い使命感と倫理観を持って、設計した品質を守り抜く

入社から2年間、都心の大規模開発プロジェクトの工事監理に携わりました。現場では建物を形づくる躯体工事のうち、鉄筋工事とコンクリート工事を主に担当しました。設計図書通りの品質を実現するため、コンクリート配合計画書の確認、コンクリート受入検査・配筋検査への立会い、打設管理状況確認、打設後の出来形確認など、多岐にわたる項目について、日々書類確認と立会確認を行っていました。
工事監理は、建築における最後の砦といわれています。分かりやすくいえば、各工事に対して最終的な判断を行う場面が多い仕事です。自分の判断がそのまま形になるという意味では、非常に重い責任があります。常に発注者の立場に立ち、建物の品質を守ることに全力を注いでいく。不具合や間違いを見逃さない、強い使命感と倫理観が求められる仕事です。

工務部 コストマネジメント室|入社3年目
石田 寛人

年次は関係ない。私たちは三菱地所設計の誇りを背負っている

大規模な現場では、大なり小なり、日々どこかでトラブルが起きるものです。具体的には、私の担当範囲内だけでも図面通りではない形状になっているとか、鉄筋の組み方が違うといったケースがありました。また、設計図書の解釈をめぐり、監理者と施工者の意見が対立することもあります。主に図面に描かれていない内容を巡るもので、施工段階に先んじて、互いの解釈を擦り合わせておけば、スムーズに解決できるのですが、それが見落とされて施工段階に至ったとき、私たち監理者の出番となります。
そんなときは若手だろうと、一年目だろうと、三菱地所設計の監理者として、毅然とした態度を示す必要があります。施工者としても、一つひとつの工事にお金がかかるわけですから真剣勝負です。この仕事は、ハートの強さが必要かもしれません。もの言うときは筋道を立てて「これはこうです」「これは絶対に違います」と断言する。お伺いを立てているようでは、現場で人は動いてくれません。

石田の携わった大規模開発プロジェクト

疑問を残さない。すべてのモノ・コトに、プロとしての解答を

若手のうちは、毎日分からないことだらけで苦労が絶えませんが、この経験が必ず将来に生きると信じて乗り切ることを大切にしています。1年目の頃、誰かに聞くのが恥ずかしく、分からないことをなあなあにしてきた時期がありました。そんなときある先輩から、「そこで妥協したら、発注者から何かを聞かれたときに説明できないだろう」と言われました。社内では若手社員という立ち位置ですが、ひとたび社外に出るとそうはいきません。三菱地所設計の社員、深い知識を持ったプロフェッショナルとして扱われます。建築の施工のことも品質のことも、聞くなり調べるなりして、疑問は必ず自分の中で解消しておく。あらゆるモノ・コトに対し、なぜこうなのかという明確な答えを持つことが大切です。

2年間の現場経験を、コストマネジメントに生かす

現在は、コストマネジメント室に所属し、各プロジェクトにおいて、設計図書から概算金額を算出することや、施工者から提示される見積金額の内容を調査することを主な業務としています。配属から数ヶ月ということで、教育リーダーのチェックのもとでの業務ですが、2年間、大規模現場で建物が出来上がる過程を目の当たりにしてきた経験があるため、見積項目やプロジェクトの内容について理解することが出来ると感じています。積算刊行物や過去の実績、今後の工事費の動向など、さまざまな側面を踏まえてコスト調整を行う業務は、非常に難しいですが、やりがいのあるものです。

三菱地所設計を選んだ理由
何気なく参加したサマージョブが、「工事監理」との出会いだった

志望のきっかけは、大学の先輩がいるからという安易な理由で参加したサマージョブでした。当時は「施工管理」と「工事監理」の違いも分かりませんでしたが、サマージョブを通して理解が進み、工事監理に興味を持ちました。説明会もすべて参加し、同じ研究室出身の先輩をはじめとするさまざまな社員の方と交流する中、会社の歴史や業務内容、社風や雰囲気に共感を覚え、三菱地所設計を志望することにしました。

学生の皆さんへのメッセージ
当社の社員に会い、「工事監理」の魅力を知ってほしい

三菱地所設計は、社員全体のレベルが高く、また建築の品質に対するこだわりが非常に強いことから、職場は常に刺激と充実感にあふれています。また当社の監理者は、工事現場において、発注者や施工者など、多くの関係者から頼りにされる存在です。それは、これまで多くのプロジェクトにおいて先輩方が積み上げた信頼やノウハウがあるからです。
まずはサマージョブや説明会に参加してみること、OB訪問を通じて当社の社員に会うことをお勧めします。先輩の働く姿をみて、将来の自分をイメージしてみてください。特に「工事監理」という仕事はまだよく知られていないので、ぜひこの職能の魅力に気づいてもらえるとうれしいです。