WORKS

Vol.15

設計技術

スマホロデオ

2020/08/31

スマホを使った簡単MRオブジェクト。

現実世界とヴァーチャル世界を合成するMR(Mixed Reality)は、建築設計でもその可能性が広がってゆくでしょう。目の前にヴァーチャルな建築を出現させ、目に見えない熱や空気などの諸要素を可視化させたり、それらをインタラクティブに扱うことも可能になります。このMRは新しい情報技術である一方、秀逸なコミュニケーション技術としても注目されています。それはイメージの共有を立体的に、直感的に、双方向で扱う感覚の交流。そこで、MRをより身近に使える簡易デバイス開発の試みを始めました。第1弾はスマホを使ったエンターテイメント・オブジェクトです。

平面映像を机上のオブジェクトとして立ち上げる

スマホロデオはスマホの表示情報を宙に浮かせてみせる、机上のオブジェクト。お気に入りのフィギュア、CG、写真が、立体的に机上に立ち上がり、パフォーマンスやトーク、演奏を始めます。エンターテイメントを繰り広げ、時にはメッセージを伝える机上のオブジェクトです。

製品本体は紙製で、ユーザーが折って簡単に組立てられる仕様。平面にパッケージされるので持ち運びも頒布も容易。そして製品の表装には、映像コンテンツに合わせたイメージを自由に印刷ができます。映像ファイルと本体の印刷をトータルコーディネートすることで、あるメッセージを伝えるプレゼンテーションやノベルティグッズなどへの可能性が広がってきます。

紙製で、ユーザーが組立てる仕様。スマホのホールド角度、スクリーンの角度などの最適解を求め、
組み立てをシンプルに材料の無駄が少ない構成を検討した。

使用時、机上で見る俯角のスタディ

スマホロデオ
[特許登録]登録番号――特許第6656460号
[意匠登録]登録番号――意匠第1664201号